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ツインタワーの構造と崩壊後の瓦礫など
 ■ ツインタワーの構造

 WTC(ワールド・トレード・センター)の建設は1966年(昭和41年)に始まった。


 右の写真は建設が始まったばかりのツイン・タワーの鉄骨組みの様子。
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 3段構造のように見えるが、一番下の部分は地面が20メートル程掘り下げられた部分で、将来埋め戻されてビルの地下階になる部分。

 2段目の外周が、完成したビルの1階以上の外周。3段目に見えるのがビルのコア部分。

 2棟どちらも110階建てで、屋上はWTC1が417mWTC2が415m
 WTC1の屋上のアンテナを含めると、WTC1は527m。

 竣工はWTC1が1972年、WTC2が1973年。

 左図は、ツインタワーの鉄骨組を模式的に表したもの。

 ビルの一辺は63.14mの正方形で、外周の鉄骨柱は240本。

 ビル中央のコア鉄骨柱は47本。

 建物全体の総重量37万トンを、コア柱で60%支持し、外周柱で40%支持する構造だった。

 右図は、各フロアの標準的な配置を示したもの。

 コア部分の多くをエレベーターが占めている。

 コア部分と外周との間がopen plan office となっている。

 この間には柱が無いので、オフィスを自由にレイアウトできたようだ。

 左はエレベーターシステムを示した図。
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 最上階まで一気に昇る Express Elevators や Skylobby まで昇るExpress Elevators が見える。

 また4箇所に機械装置室 Mechanical Equipment Room があることが分かる。


 右写真は、建設中のツインタワー。

 外周の鉄骨柱コア部分の鉄骨柱の様子が良く分かると思う。

 コア部分の四隅には強度を高めるためのトラスト構造が見える
 左の写真は、建築現場における写真。

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 現場の人と比べると、外周鉄骨柱コア鉄骨柱の大きさが良く分かるだろう。

 次に、建築に使用された鋼材を見てみる。

 右写真は、コアの縦構造を作る大型の箱型支柱(ボックスコラム)

 作業をしている人と大きさを比べるとその大きさが分かる。

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 左写真は、コア用小型の箱形支柱(ボックスコラム)

 断面の大きさは、縦約40cm、横約90cm。


 右写真は、上写真の小型のボックスコラムだと思われる。

 上の図も同様に小型のボックスコラムの断面を示したもの。
 鋼鉄の厚さは2インチとあるので、約5cm。


 これらの鉄骨が全て引きちぎられ、あるものは水平方向に150m程飛び、近隣のビルに突き刺さったそうだ。
 自重でパンケーキのように崩れたと言われるビルから・・・・・・・


 そんなことがあるはずは無い。
 もしそんなことが本当に起こったのなら、UFOか幽霊の力を借りなければならないだろう。
 左図は、外周の鉄骨支柱

 支柱は3本1組で一つのユニットとして組み立てられて行った。



















 第1ビル(北タワー)は1972年(昭和47年)に、第2ビル(南タワー)は1973年(昭和48年)に完成した。
 (昭和48年と言えば、我が国では第一次オイルショックで色々な商品の買い占めなどがあった年)
 上は1975年(昭和50)の写真。

 実は私も1980年頃にNYに行くことがあり、ツインタワーの展望台まで行った。

 ビルの印象としては、外観上のアクセントが下の方にある尖塔状のアーチだけ(左写真)で、当時西新宿辺りに建ち始めていた高層ビルとは印象がかなり異なっていた記憶がある。

 我が国の高層ビルの方が繊細で、美しいと感じられた。
(参考)
・1968(S43)年 霞ヶ関ビル(36階建)
 以下、西新宿の高層ビル
・1971(S46)年 京王プラザホテル(47階建)
・1974(S49)年 住友ビルディング(三角ビル)(52階建)
・1974(S49)年 新宿三井ビルディング(55階建)
・1974(S49)年 KDDIビル(32階建)
・1976(S51)年 損保ジャパン本社ビル(裾広り、43階建)


 右は内部(1階ホール)の様子。
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 ■ 崩壊後の瓦礫など 


 上で、その構造を見てきたツインタワーが、写真の様に崩壊した。
 上で見た外壁の鉄骨支柱がバラバラになって飛んでいるのがお分かりだろう。

 これが爆破でなくて一体何なのだろうか。
 自重で崩壊するビルから、鉄骨が引きちぎられてどうして飛ぶのか。
 子供でも分かることだと思う。

 上の画像は童子丸開氏のホームページ「見ればわかる9・11研究」から拝借した画像。

 外周鉄骨群等が水平方向に約150m飛ばされたことが分かる。

 外周壁が板状で飛べば、非常に大きな空気の抵抗を受け、遠くには飛べないはずだが、上の画像を見ると約100mも水平方向に飛ばされたようだ。

 いかにすさまじいエネルギーが水平方向に働いたかを示している。
 自重で潰れたビルからは、このような水平方向のエネルギーは生じ得ない。

 右はツインタワー崩壊後の様子。

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 右写真を見ると、僅かに外周鉄骨部分が立ち残っているだけで、コア部分は綺麗に壊れてしまっていて、ほとんど残っていない。

 どうして最も頑丈に作られているコア部分が、地上1階部分まで綺麗に壊れるのか?
 
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